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◎水道局次長(井田佳樹) 市道拡幅につきまして、水道局への再質問にお答えをいたします。
 御承知のとおり、中新田浄水場は、阪急電鉄神戸本線以南の各事業所に工業用水を給水するための唯一の浄水場でございまして、必要不可欠な施設でございます。狭隘道路の問題を解消する方法の一つといたしまして、中新田浄水場の東側の土地、このうち樹木が植栽されている部分を削ることはできないのかというふうなお尋ねでございますが、当該浄水場の敷地内には、境界付近に直径6メートルの水源井戸がございます。この井戸からの取水管や施設内の配水管、さらには場内の雨水排出管などが複雑に埋設されております。また、水源井戸を含む施設の維持管理、あるいは井戸の更新時に必要なスペースの確保等を考えますと、現状におきましても決して余裕のない状況でございまして、浄水場の敷地を削ることにつきましては、工業用水道事業の運営に支障を来しますので、不可能というふうに考えております。
 以上でございます。
◎土木局長(浦川和男) まず、水利権についての御質問でございます。
 水利権とは、河川あるいは湖沼の水を排他的に取水し、利用することのできる権利、いわゆる占用権を言います。大きく慣行水利権と許可水利権に分けられております。慣行水利権は、水利に関する法律の成立以前の取り決めによって認められた権利でございます。明治29年の河川法成立以前より取水していた農業用水路などについて認められております。本市におきましては、河川法の適用のない水路につきまして水路管理条例を定めており、河川法と同様の権利を認めるとしております。本市の農業にかかわる水利権は、おおむねこれに当たるものと認識いたしております。なお、当該道路を整備するに当たりまして、水利権者に対しまして、当該水路からの取水方法の改善、あるいは地下水などの代替水源の提供などの方法につきまして、水利権者と協議することはできるのではないかと考えております。
 次に、民有護岸についてでございますが、水路の形態を特定せずに民家が建てられてきた経過がございまして、市内の水路には、民有護岸を利用した水路が多くございます。この民有護岸にはブロック塀などの工作物が既に設置されていることが多く、本市といたしましては、区画整理事業や民間大規模開発が新たに行われる場合において、用地提供をしていただくなどの方法で改善しているのが実情でございます。今後、機会あるごとに民有護岸の改善に努めてまいりまして、問題点の解消に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
【再々質問】
 どうもありがとうございました。
 水道局の方ね、埋設物はその下には直接ないかもしれんけど、井戸がある、その更新のときに必要なスペースやと。ぎりぎりまで持ってきてもろうたら困るということですから、それはしようがないんかなと思います。それに、ここに道路をつけても、確かに道路をこういうふうに拡幅しても、抜本的な解決にはなっておらないのでね、やっぱり土木局の方で何とかしていただきたいと思いますんで、土木局にもう一回質問しますね。
 そこの狭隘部分の南側、これ、平成7年から9年の間に単独事業として買収しようとした。御答弁にもありましたけども、この区間の地権者である住民から道路拡幅整備を強く要望されましたと書いてありますね。強く要望されたのであれば、平成9年までかかってもできてない、今は休止になってるからできてない、実際現地、家が建ってる、金網の土地がある、家が建ってる、金網の土地がある、家が建ってるという状況ですね。強い要望があってもできとらんということは、やっぱりこういうのは条件がなかなか難しいんですよね、交渉するの。向こうがやってくれと言ったのにできておらない状態でしょう、現状自体がね。そういう状態なの。今回は、この狭隘部分の3軒の人から何にも言ってこないからやらない。そうじゃなくて、私、この3軒の方といろいろ話ししてます。3軒の方のうちの、まあ言うたら2軒までは、上之町のそこの土地やったら代替地としていいよと。あとは移転補償料の問題とか、難しい問題あると思います。もう1軒の人も、そうやな、この道狭いからな、何とかしてほしいのは僕らも同じなんやけども、そっちは駅から遠いから、駅に近い方の土地やったら考えると、そういうふうなことなんですよね。ですからね、そういうことを交渉しに行ったらいいんじゃないかなと私思います。
 それと、私、根本的にこの問題を取り上げたのは、上之町の方の土地、これがあるんですけどね、これは、平成6年の12月議会、第20回定例会、河崎靖議員の質問で、この土地をどうするんやと。平成6年ですから、県から戻ってきたばっかりですね。その後すぐ大地震が来て仮設が建ったから、それでまたうやむやになっとったんですけども、そのとき、地震が来るなんてこと思ってなかったんで、どうするんやというふうに聞いてるわけです。当時の馬場市長の答弁です。この土地の利用方法に対して、「何分にも約4,000平方メートルという比較的まとまった用地でございます。この地域の状況並びに全市的な見地から見まして、十分検討を行いまして、当面の利用、あるいは将来的な利用も含めまして、早急に有効な土地活用を決定してまいりたい、このように考えております」。これね、「この地域の状況並びに全市的な見地から見まして」という形で、特にこの地域の状況のために、私、この土地が役立てばいいんじゃないかなと思います。折からの財政難だから、ちょっとでも売りたい、売って収入にしたい、そういうのもわかりますけどね。それは重々わかります。でも、何も利用せずに単に売ってしまうわけですからね、これ。4,000平方メートル売ってしまうわけですから、本当でしたら、ボール遊びができる公園にしてみたり、何か新たなそういうふうな活用をしてほしいんですけども、財政難で売ってしまう。ですから、それをただ単に売るんじゃなくて、地元のそういう危ない道路を直すための、そういう売り方をしてほしい、使い方してほしい、私、そのためにこれ質問させてもらったんです、趣旨としてはね。いいチャンスじゃないかということなんです。
 それと、あと、南側の3軒のうちの1軒も今空き家なんです、年とってしまって。これ、ほっといたらまた人に貸すとか言うてはるみたいですけども、貸してしもうたらまたこじれてしもうて、なかなか今度移転さすの難しくなってしまうと思います。こういうときに、やっぱりチャンスだと思うんでね、やっといてほしいと思うんです。
 この答弁、何かようわからんのですけども、最終的にはあとは区画整理で解決しようとしてるのかどうか、市道瓦159号線、ほんなら現状でいいんかということですね。それか区画整理で解決しようとしてるんか、土木局としてはどうしようとしてるんか、そういうところをはっきりさせとってください。
 以上です。

◎土木局長(浦川和男) 御指摘のようないわゆる生活道路を整備していくためには、法的裏づけもございませんので、地先住民の方々全員の協力がやはり不可欠でございます。したがいまして、地域からの御要望がございますればできるかとのことでございますが、このような生活道路を改善する箇所はほかにも多々ございます。しかしながら、厳しい財政状況下でございますので、必要事業費とその効果量を見きわめながら、内部で十分検討し、できるところから取り組んでいるところでございます。したがいまして、この件につきまして、地域の方々全員の御要望がございました場合には、こうした状況も勘案いたしまして、当該道路整備の実施時期とか方法につきまして検討することといたしたいと思います。
 以上でございます。
【要望】 
 まあ、そういうふうにちょっと汗かいてやっていただきたい。地権者の言ってくるのを待ってるんじゃなくて、こういう本当に狭隘部分、市道としては50センチしかないんですからね、これ。1メートル30センチは私道、この人ら3軒のもの。この人ら3軒が、1メートル30センチ、嫌や、塀する、庭にすると言うたらどうするんですかと聞いたら、いや、念書とってまんねんと。古臭い念書でしたけどね。3軒中の1軒はもう名前変わってしもうてる。昔の人からの念書とっとるわけですけどね。でも、こんな念書、法律的に何の力もないんですからね、この50センチ以上の分を私道に頼っている、こういうのは何とかしていただきたいと思います。
 あと、意見、要望を言っときます。
 まず、この問題から言っときましょうか。上之町の方の4,037平米、開発申請、3,925平米で出てますね、1,190坪。これ、一応業者に聞いたんですけども、多分坪80万円ぐらいやろうということで、9億5,200万円ぐらいになるんかなと。道とか引いたらもっと減るんかなと思うんですけども、本当は、こんなもの売ってしまうよりも、さっきも言ったように、ボール遊びとかもできるような、何かほかの有効な利用できないんかなと意見として思います。しかも、その中に、中途半端な120坪という公園予定地とかいうのもあるんですね。もし売ってしまうんやったら、この公園予定地120坪も売ってしまったらええんですよ。それか、この120坪を3軒の代替地にしてしまったらいいんですよ。何かやってることが僕は中途半端だなと思うんです。根拠としては、上之町には、西児童遊園という90坪、東児童遊園という460坪の公園あります。ここから歩いて3分なんです。巌島児童遊園、200坪あります。あらきの森公園1,960坪、歩いて7分なんです。私、歩いてみました。児童遊園に3分、あらきの森に歩いて7分、この中に公園つくるなとは言いませんけども、120坪の公園つくってる。何か土地開発公社が売りやすいようにしてるんじゃないんかなと思うようなところも、勘ぐってしまうんですけどね。だから、この土地の問題、一遍──それと、堤町の話なんですけどね、堤町には公園がないと。地元の自治会がお祭りしてる元市営住宅の場所、これ、ずっと恒久的に貸してくれないかということで2年ぐらい前に話ししたことあるんですけども、これはうまいこといってるんですけどね、今も。でも、そのときに言われたんです。堤町に公園がないんですけども、武庫川の河川敷、武庫川公園使えみたいなことを言われとるんですけども、そういったことから、ちょっとちぐはぐじゃないんかなと、この問題、思います。
 あと、意見として、中央病院の方ですけども、平成18年度の本市の広報広聴費5,489万1,000円のうち視聴覚広報製作料等委託料、「フロムにしのみや」に費やしてる分が3,535万7,000円、この予算内で本当にちょろっとした広告を打つんじゃなくて、中央病院の番組を僕はつくってほしいと思います。しかも、秋からでもすぐ流してほしいと思ったんですけど、何か番組編成上の問題で春からやないと無理やということですけども、そういうのを、春からでもいいですから、やっていただきたいと思います。
 中央病院というのは公立病院なので、やっぱり得意なところを伸ばしていって、最終的には本当に立派な総合病院になってもらいたいと思います。
 それと、厚生労働省が言うている病診連携──入院は大きな病院で、診察は地元の開業医で、診療所でやっていこうという、そういう方針。今、外来に行ったら、病診連携の紙、中央病院でもらえますね。ああいうのに対応していこうと思ったら、根本的に、許可病床数259、実際に稼働してるのは228ベッド、これね、小さいと思います。中核都市になろうとしてる西宮の病院としては、ベッド数がやっぱりこの倍ぐらいは必要じゃないかなと私考えます。昭和50年から建ってて、ちょうど31年、林田町でやってるわけですけども、奥の駐車場、171号沿いの駐車場はかなり大きいので、あれ2階建てにしたらかなりとまるんで、前の駐車場とか使って拡張なんかも考えていかないといけないと思います。でも、その前に、今下降している売り上げなんかを絶対水平に持っていく、それでやっぱり上昇に持っていかんと、建てかえにも説得力がないですね。その辺、頑張っていただきたいと思います。
 それと、アンダーパスと市営住宅の件は、もうそれでわかりました。
 富倉ですね。さっきもちょっと言いかけたんですけども、アンケートの件とかでも、橋の上で商売してはる、自動販売機を目いっぱい置いてはる、水路のちょうど真ん中に電話ボックスなんかがある、びっくりしました。どういう指導をしてるのかなと。商売してはるねんから、目くじらを立ててきれいにせえと言うてるんじゃないんです。占用橋の上にもちょっとぐらいの、歩道として通れるぐらいのスペースをあけとくのがある程度常識やと思うんです。それで、答弁にもありましたけども、何か建物のそばを通行することに防犯上の問題があるというから、これは多分商売の話じゃないと思うんですけども、西国街道の道路景観が変わる、これもようわからんのですけども、その辺、ちゃんとしてほしいと思います。ちゃんとすることによって、このアンケート結果は変わってくると思います。
 あと、水利権の問題ですけども、ちょうど門戸仁川線、門戸東町のファミリーマートの前に地元の3自治会が信号機をつけてくれって、3年ぐらい前でしたかね、要望書を出したんです。その前にも幅50センチぐらいの水路があるんですね。そこにもまた水利権、信号機つけるなら水利権があるからどうのこうのと。これね、ちょっと水利権、確かに法律上も最高裁の判例なんかでは慣行水利権もちゃんと認められてるんですけども、水利権、水利権って自分のことばっかり言うてはる、そんなら門戸の安全、駅前の安全とかどうやっていくんやという代替案みたいなん持ってはるのかどうかみたいなことも交渉のテーブルで聞いてみてください。このままでええと思ってはるんかどうか、その辺ね。このままでええわけないと思うんです。門戸の駅前、7差路になってます。その中に踏切が走ってます。西宮で一番危ないん違うかなと思います。昭和50年代、阪急が高架するつもりになった、でも、地元の一部の住民が反対した、結局ここまでずっと危ない状態のままなってる。だから、反対するんであれば、それの代替案、どうしたらええんやという解決案、示していただきたい。市にもそれは考えていただきたい。私らも考えていかんとあかんだろうけども、確かにあそこは難しい問題です。
 以上で終わります。