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◎健康福祉局長(水田宗人)
 まず、最初にお尋ねの介護についての再質問にお答えをしたいと思います。
 御質問にありました、囲碁教室といいますのは、平成17年度に地域福祉モデル事業として甲東地区において実施されたものであると認識をしておりますけれども、そういった事業が認知症の方にとって有効であるというお話もございますので、介護保険制度の地域支援事業の中で事業として実施可能かどうか、次期介護保険事業計画を策定していく中で検討してまいりたい、このように考えております。
 それから、二つ目にお尋ねの件でございますが、所得税が非課税で、市県民税だけが課税されておられる年金生活者の方への救済措置として、これまで、平成17年度まで健康福祉局が実施しておりました敬老祝い金事業として支給することができないのかというお尋ねでございますが、敬老祝い金という制度は、喜寿の77歳あるいは米寿の88歳など節目の年に御長寿のお祝い金として支給しておりました事業でございますが、第3次西宮市行財政改善実施計画の中で、介護保険制度の改正に合わせまして敬老事業全般を見直す中で、高齢者施策の再構築を図りました。その中で、平成17年度から廃止したという経緯がございます。したがいまして、健康福祉局といたしましては、税の還元的な要素として長寿をお祝いする性格の事業とは基本的に異なるのではないかと認識をしておりますので、敬老金、あるいは敬老救済金とおっしゃいましたが、そういったものについて支給をすることは困難でございます。
◎環境局長(藤井厚夫)
 バイオマスについてのお尋ねにお答えします。
 御質問のとおり、バイオマス利用といいますのは、京都議定書に始まります温室効果ガスの削減の一つの方策として国として取り上げておるところでございます。しかも、このバイオマスタウンといいますのは、一定の地域をとらえまして、バイオマス資源、特に熱、電力、燃料等を効率的かつ総合的に利活用するシステムというようなことで構想されておりますので、市町村がその単位となりますので、窓口としては市町村がなり、こういうような構想をまとめ、国に対して申請して、認めて、指定をいただくというようなものでございますので、先ほど市長がお答えいたしましたように、西宮市は食料関連の製造業の集積が高いという特徴もございますので、このバイオマスタウンの指定の可能性について市として検討してまいりたいということでございます。
 以上でございます。
【再々質問】
 どうもありがとうございました。
 モデル事業のほうですね。その地域で成功しているものはいろんなところに広げていったらいいと思います。認知症予防としてモデル事業、本当にすごい成功してますんでね。そんなに別にお金のかかる話じゃないですし、場所だけの話だと思いますんで、そういうのはぜひ広げていってください。意見として言っときます。
 それと、敬老祝い金ですね。これも、実際1,400人のこういう人たち、所得税が非課税で、市民税だけかかってる。所得税、国はもう税金はいいよと言うてるのに、西宮だけ欲しいみたいな、僕はそんな気がするんですよ。所得が高いわけじゃないんですよ、所得税は払わないんですからね。所得は低い。しかも65歳以上で、年金、自助することができない、努力してもしょうがない。変な例えになりますけども、早明浦ダム、水がだんだんだんだん減ってきてますよね。あの水が老齢者控除の廃止であったり、公的年金等の控除の廃止であったり、定率減税の廃止であったりして、水位がどんどんどんどん下がってきて、建物が見えてきてますよね。今あれ、町役場か何かが見えてくるんですけども、あれが民間の建物であれば、昔は活躍した建物で、水面下で静かにしてたのに、水をどんどん減らして減らしてボーダーを下げて、固定資産税かけようかみたいな話に僕は感じるんですよ、国の政策ね。変な話かもしれへんけども。そういう人から税金を取っていくということ自体、僕は納得いかんし、そういうものに関して市民福祉金、財政難の前で切っていった。私たちは、財政難であるから切ることにやむなく賛成はさせていただきましたけども、財政難が解消されたときには、また新しい市民福祉金、スクラップ・アンド・ビルドで新しいものをつくっていきたい、そう考えています。このことは、もう質問しません。一つの問題に関して、三つの局に質問するのは申し訳ないから、敬老祝い金があかんかったら、今度、市民福祉金で考えてくれって本当は質問したいんですけど、それはやめときます。でも、ぜひそれは考えていっていただきたい。敬老祝い金は、確かに何歳になったら渡すという、何歳になったらすごい土地を持っていても、すごい財産を持っていた人でももらえるというもんでしたよね。ですから、そういうものは一旦本当はつぶしてもよかったと僕は思います、実際の話。そうじゃなくて、今度はピンポイントで本当に困っている人たちにそれを再構築したものを渡していけたらと思いますんで、その辺、要望しておきますんで、またもうちょっと財政が良くなったら------今すぐ補正予算組んでやってくれとか言ってるんじゃないですから、財政がもうちょっと明るくなったらぜひそういうことを考えていただけたらと思います。
 最後に、バイオマスタウンですけども、これは、ヒトゲノムの解析というのが1990年から始まりまして、20世紀中にはゲノムの解析、30億塩基、終わらんやろうといわれてたのが2000年には終わってしまったんです。あれは何でか言うたら、世界中が情報を出し合って、うちはここをやった、ここをやったということで競争になって、あっという間にヒトゲノムの解析が終わってしまったんです。これからまだ遺伝子の分析とかに入っていかなあかんのですけどね。バイオマスも狙ってるのはそこなんです。どんどん手を挙げてください、情報はどんどん共有化していきましょう、新しいエネルギーを見つけたところはどんどん言ってきてください、そういったことで、バイオマスに関しては、バイオマス情報ヘッドクオーターというところで情報の共有と連携ということを掲げています。今はもう100ヵ所ぐらいがやっています。何ぼ真似してもいいんです。そこの情報は何ぼでも真似してくださいという形で、みんなCO2の削減、6%目標、何とかしようやないかということでやってるんです。化石エネルギー、化石燃料自体がそんなにもつものでもないだろうし、やっぱり急務とされています。6%削減できなかったら、よその枠をお金出して買いに行かなあかんのです。そんなことをするぐらいやったら、そのためにお金をかけようという国の考え方ですので、ぜひ西宮もちゃんと手を挙げてやっていったらいいと思うんです。それは要望にしときます。
 それで一応終わります。
 ありがとうございました。